黒薔薇





“ごめん”の3文字を言うのもままならない自分に、イラついた。


「無理すんなよ。」


「…ん。」


「んじゃ、俺はジュースでも買ってくるから。
どーぞごゆっくり〜。」


星樹は、そういって病室を出ていった。

2人きりにしたのは、何か理由があるのだろうか。


「…なぁ梨矩。」


「…ん?」