黒薔薇





星樹は、顔は腫れていて、至るところに出血がみられた。


「……梨矩……後ろ。」


「え?……っく。」


振り向いたところで、顔面をなぐられた。


「……俺はいいから。……闘え。」


「嫌だ。そんなことしたら、あたしが“黒薔薇”になった意味がない。
あたしはもう、誰も死なせない。」


「……梨矩、何言って…」


「あんたたち、何したら気が済むの?」