とりあえず外に出た。 人が来ない、店の裏にやってくる。 そこには、湘蘭のやつらがいた。 「梨矩、どういうこと?」 奏汰は少し混乱しているようす。 「脅されてたの。 キスも全部。 感情なんて、微塵もない。」 「ふぅん。 じゃあ、こいつ半殺しにしても、怒らない?」 「怒らない。」