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私は涼ちゃんにすべてを話した。
一度目の19日に涼ちゃんが土砂崩れで死んだこと。
あらわれた黒い神様が不思議な時計を暮れて、そこから何度も今日という火を繰り返しているということ。
あまりにオカルトじみたこの突拍子もない話を、涼ちゃんはまじめに聞いてくれていて。
できるだ自分の感情を省いて話したにもかかわらず、彼はすべてを見透かしたように
「辛かったな。ごめん」
そう優しく呟いて、私の頭をふわりとなでた。
涼ちゃんはこんな誰も信じないような話を、本当に信じてくれるのか。
「何言ったって信じてやる」
その宣言通り
私を肯定してくれる嘘偽りないその表情に、
心のどこかで、信じてもらえないんじゃないかと怖がっていた自分が最低に思える。
どろどろとたまりきっていた黒い何かが、少しずつ減っていく。
いつもの習性で見た時計の針は、もう45度回って午後4時。
「……涼ちゃんは、いつも、あと一時間で死ぬんだよ」
首を絞められているのかと思うほどかすれた声で私は話の最後をくくる。
私は涼ちゃんにすべてを話した。
一度目の19日に涼ちゃんが土砂崩れで死んだこと。
あらわれた黒い神様が不思議な時計を暮れて、そこから何度も今日という火を繰り返しているということ。
あまりにオカルトじみたこの突拍子もない話を、涼ちゃんはまじめに聞いてくれていて。
できるだ自分の感情を省いて話したにもかかわらず、彼はすべてを見透かしたように
「辛かったな。ごめん」
そう優しく呟いて、私の頭をふわりとなでた。
涼ちゃんはこんな誰も信じないような話を、本当に信じてくれるのか。
「何言ったって信じてやる」
その宣言通り
私を肯定してくれる嘘偽りないその表情に、
心のどこかで、信じてもらえないんじゃないかと怖がっていた自分が最低に思える。
どろどろとたまりきっていた黒い何かが、少しずつ減っていく。
いつもの習性で見た時計の針は、もう45度回って午後4時。
「……涼ちゃんは、いつも、あと一時間で死ぬんだよ」
首を絞められているのかと思うほどかすれた声で私は話の最後をくくる。

