ガチャッ



「その服は私のよ」



幹部室のドアが開き、綺麗な女が入ってきた。



「えと…?」



「アイツは、俺達李凰の姫の加山 恵里だ。男っぽい性格だけど、面倒みだけは良い」



榊原さんがそう説明してくれた。



「ノア、宜しくね」



い、いきなり呼び捨て…。



「よ、宜しく。加山さん」



そういうと、加山さんはムッとした顔になった。