「…本当に大丈夫?」



「はい」



「…じゃあ、倉庫まで俊を運んでもらえるかな?」



「分かりました」



ひょいっと男を持ち上げた。



お姫様だっこというやつをして、倉庫というものに向かった。



あ、私倉庫の場所聞いてない!



ど、どうしよう?



「……おい」



「?」



声がした方を見ると、男が1人目の前に立っていた。



人に話しかけられる率高くない?