礼奈の話は、私たち4人を静かにさせるものだった。

何とも思ってないなんて思うほうがおかしい。

礼奈にそれだけ苦しめさせておいいて....。

感情がこみ上げてくる。

「礼奈大丈夫?」

私はこんな言葉しかかけてあげられない。

自分の無力さにいら立つ。