「私のせいなの!皆が怪我したのは私があいつの所に行かなかったから…………こんなの嫌だよ!皆が怪我するぐらいなら、私はあいつの所に行く!

大切な人が傷付くなら…………大切な人を思って傷付く人が居るのなら私は自由を手放す!
私はあいつの所に戻るよ。」


翠也は掴んだ手に少し力を込める。


翠「好きな人が傷付くなら、俺は負けない。好きな人が泣くなら笑顔にしてみせる。

こんな怪我何ともない!好きな人が傷付くよりましだ。負けないよ、日夜乃が泣くなら。好きな人のためなら、いくらでも体張って護る。それが、俺の覚悟だよ!」