「言ったって意味なんてないじゃない!言ったら助けてくれる!?言ったってどうしようもない!私が夏刃を守らなきゃいけないの!誰が守ってくれるのよ!あの子の幸せを誰が保障してくれるの!」

八つ当たり。そんなことは分かってる。だけど、止まらない。溜めてきた思いが一気に溢れ出す。

「突き放すしかないじゃない!傷付けるって分かってる!だけど、私にはこんな守り方しかないの!夏刃が怪我するくらいなら私があいつのところに行く方がましなの………私には自由なんて存在しないんだから………」

夏「守るって何だよ!?どういう意味だよ!」