英君から質問はなく他の2人が質問を続ける中時間だけが過ぎていく。
そろそろ終わりかな。
『……お、俺!』
『あ、やっとアオちゃんが喋った。
早くしないと!』
『分かってるから、ちょっと黙ってろ。』
低い声でそう言い放った台詞に英君ファンは雄叫びをあげる。
『俺は……俺は、セナとデュエットがしたい!
今日じゃなくていいから、いつか一緒に歌いたい!』
………え?
えぇぇぇぇえええええええ!?!?
いや、ちょ、待て!
一緒に歌いたい?
無理だろ!
あ、社長!
社長が映る画面を見る。
……ん?
なんですか、その笑顔と親指は。
できるってことですか?
無理だから!絶対に無理だから!
『え、えーっとですね、それは私だけでは決めらないのでですね、今のところはなんとも言えません。』
私の答えに『だよな』と小さく呟く英君。
なんかすみません。

