『皆ありがとう!』 『きっと友達も喜んでいるよ!』 マイクの声が小さく聞こえた。 「詩茉ちゃん、今日誕生日だよね?」 あ、そうだ! 今日、私の誕生日だった!! じゃあさっきのシマッチって……。 「ハハハ、詩茉ちゃん自分の誕生日忘れちゃってたの? これ、千景君が企画したんだよ。 7月31日は詩茉ちゃんの誕生日だからって。」 センちゃん……。 「この後楽屋に行けるようになっているから。」 藍ちゃんがチラチラと見せたのは身分書。 私は正直、驚きと感動で声が出なかった。