《ドンッ》 お尻に激痛 「痛ッ…」 私は歩道に座り込んでいた 『あんた…なにしてんの。」 声が聞こえた方を見た 長身、白髪、くわえタバコ どこからどー見ても不良 「なんなのあんた。なんで助けたりすんの!」 ヒステリックなのは母親譲りらしい 絶対関わっちゃいけないような人 わかっていたのに暴走した私は止まらなかった 「死なせてよ!私には生きる意味がないの。私が死んでも誰も悲しまないの。 あんたには分からない、私の気持ちなんかわかるわけない‼︎」