AM 9:00



「やばい、寝過ごした…」




1限目は8:30から


家にはすでに誰もいなかった




それが心地よくあり寂しくもあった




学校はここから電車とバスを乗り継いで1時間のところ

可もなく不可もなくってとこ



「今からいっても3限からか」


慣れた手つきでタバコをふかしながら考える



友達のいない学校に行ってもつまらないだけ



とりあえず丘にいってのんびりしようと

タバコと携帯、財布を持って家を出た