「優、俺さ好きな人ができたんだけどさ」

私は驚いた

直にも好きな人ができる

嫌な気持ちでいっぱいだった。

「あ~そうなんでね・・誰かきいても?」

わざと明るく振舞った

「ゆみ先輩。でも彼氏いるっぽいなんだよな~」

ゆみ先輩とは、学校のお姫様と言っても

過言ではない


「ゆみ先輩ね~でもどうするの?」

「気持ちを伝えてみようかな
彼氏がいなければOKしてくれるかは
わかんねぇけどな。」

「そかそか がんばってね♪」

雨もすっかりやんでいた

まるで天気は直みたい

悩むと雨が降り、決断すると晴れになる

直そのものだ。