「ふーゆっ!できたよ!」 「…こんな…短いの?」 潤に手渡された衣装に少々驚きながらも、仕方なく那は袖を通す。 「うん、文句なし。よっし!いってこーい!殿のところへ…くくっ」 自分で言って自分でくすくすと潤は笑って、那の背中を押した。 恥ずかしかった。 ずっと前のことのように思えたけど、想いを伝えられたその日から自然と那は彼を目で追っていた。 追えば追うほど、彼の輝きに惹かれていく那がいた。 想いはつのっていた。