鏡の中




男が帰ったあと、那はふとカレンダーを見つめた。



…時間は…残されてない。

カレンダーには23日にハートマーク。



記念日を示したマークは、今の那にとってはただただつらいだけだった。




もう…あと少ししかないんだ。




そう考えると、身を裂くようなこの思いからも解放されるだろう…。