理由が必ずあるんだ。 女を抱くのに、そこに愛を感じたことはない。 自分の欲求や醜い部分をさらけ出して、女は志を求める。 求められることで志は満足していた。 …寂しくないように。 誰一人として彼の寂しさに気づける女はいなかったが。 志が横でうんうんと唸って考えていると、その声に気づいたのか女は目を覚ました。 「おはよ、ゆっきー。」 また悩ましげな顔をして笑うんだ。 「おはよう…」