それから二人はさみしさを味わったからか、お互いの存在を求めることが多くなった。
何かと連絡を取るようになり、今まで以上に愛が深まった。
…もうお互いなしでは生きていけない、と言わんばかりに愛し合った。
「なあ、ふゆ。」
「ん?どしたのゆきちゃん。」
那はいつからか、また志の家に入り浸るようになり、志はそれを快く受け入れた。
いつの間にか夏は過ぎ、涼しい風が通る秋も深まる、そんな頃。
いつもみたいに仲良く朝ごはんをとっていた時のことだった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…