入学
私は野球観戦が好きな女の子
川中 知里
今日N女子大に入学。
将来保育士になるのが夢なんだ。
私の趣味は野球を見ることがすき。
女子大の隣には共学のN大学がある。
まぁ姉妹校ってやつだね。
そこには野球部があって、
グランドも近くにある。
私は野球を見るのが日課なんだよね。
入学して1ヶ月。私わ必要以上に
話さない。話しても少し、あとは
偽りの笑顔をむけるだけ。
だから周りの人は私のことを冷たい女
冷女と噂している。色んな噂が流れてる
男と寝ているとか風俗嬢だとか、
私からしたらどうでもいい話。
今日も休み時間窓から見える
グランドを見ていると、
親友の真奈がやってきた。
真奈は大学で入学して隣同士で
仲良くなった。私の親友であり
唯一信用してるやつ。私の人間
不信になった理由もすべてしっている
1ヶ月でなぜ信用したかって?
そんなのわからない。でも真奈なら
信用できると思ったから話をした。
冷女と噂されても一緒にいてくれる。
真「また野球見てるの〜本間すきやな〜」
って話かけてきた。
知「野球見るのすきやもん。」
真「本当に飽きないね。」
私は窓からじゃなくて、空き時間
サボる時は屋上で見るんだけどね?
屋上の方が全部見えるんだ〜!
そしてたまに隣の大学に授業が
あるからその時に通って見るんだけどね!
今日はその授業の日!!
真「知里行くよ〜」
知「待って〜向かう〜」
一緒に歩いていると、
後ろから声が掛けられた、
後ろを見ると3人男の人が立っていた。
「あのータオル落ちましたよ」
「え?ありがとうございます。」
「じゃあ!」
真「今の3人むちゃかっこよくなかった?」
と興奮してる。
知「そうかな〜?」
まずどうでもよかった。
授業が終わり
知「真奈帰ろう〜」
真「先生に呼ばれてるから先いってて〜」
知「わかった」
のんびり帰ってたら真奈くるしょ。
音楽を聞きながら歩いていると
「ねぇ。ねぇ。」と肩をたたかれた
知「なんですか?」
タオルを拾ってくれた3人のうち
2人が立っていた。
「俺、石川 蓮よしくな。」
「俺は楠田遥希」
蓮「おれら野球部で2回生なんだ
君と話をしたいとおもってね〜
冷女と言われてるからどんなのかなって。笑」
知「そうなんですか、タオルありがとうございます。」
こうやって笑っていればいーか。
知「では。さようなら」
蓮「ちょっとまってよ!時間ある?
話そうよ!」
知「次授業あるんで、、すいません。ニコッ」
遥「なぁ、おまえ、なにその笑い方。」
知「え?」
蓮「いいすぎだって〜」
遥「それ本気で笑ってないだろ。」
知「だからなに?」
気づいた奴なんて初めて。
だから素で答えた
蓮「え。こわ、、、」
ほーらそうなるこうだから
私は偽る。噂しってんだからわかるだろ。
遥「それがおまえの素ね。はは。おもしれーやつ。」
知「おまえらなんかに笑われたくない。っかもういい?行きたいんだけど。」
蓮「どうぞ。いってください。」
遥「おまえに興味わいた。名前なに?」
知「名前しってんでしょ?噂も聞いてんでしょ?名乗る必要ある?」
遥「噂は聞いた。さっき。名前は知らねー。」
知「名前を教える価値なんかない。じゃあ」
とイライラしながら歩いて帰った。
