「是非飲み会したいですー。絶対誘って下さいね」
「映画とのタイアップ応援してますー」
急にテンションが高くなった二人に、お前らは残業したくなくてサボろうとしたくせにと怒鳴りたくなる。
「分かりました。笑っているだけじゃ仕事は進まないので足を引っ張らないで下さいね」
ピシャリと言い捨てると、二人は私を睨んできたけれど、新さんだけはお腹を抱えて笑っていた。
どうしたら此処まで仕事を溜め込むのか、もう私への嫌がらせか軽い当て付けのつもりなのだとしか思えないぐらいの量だった。
幾つもの部署があるのだから、すぐに書類なんて溜まるのに。
「速達まとめたから、連絡して来い」
流石の新さんも不機嫌だったようで、二人はすぐに会議室から出ていった。
「確かにこれはあの二人の怠惰だろうな」
「…………そうですね」
げんなりしていたら、頭をコツンと叩かれてしまった。



