「わあ、いいにおいですね」
香水の入れモノみたいな容器の中に、香剤と一緒に花弁を浮かべている。
小物とかワイングラスの中に入れて飾るだけでもオシャレで可愛い。
「良かったら、体験教室もやっているのでいかがですか」
お店の奥からピンクのエプロンの少し年配の女性がやってきて奥へ促す。
勿論、色々と質問したかった新さんはすぐに奥へ向かう。
この女性スタッフが海外から自分で買い付けしてきたドライフラワーが殆どらしいけど、小物や店内の飾りつけはコーディネーターさんに相談したらしい。
「花を好きなように並べて栞を作るんです。ここに置いてますお花ならどれでもどうぞ」
テーブルの上には、色んな花弁やドライフラワーもある。
ラミネーターで加工してくれるらしくて、ちょっとテンションが上がってしまう。
お花を置いて飾る為の長方形の色画用紙を何色にするか悩んでいると、新さんがピンセットで花弁を掬いあげた。



