紡さん。 私にはこの薔薇の花束が、キラキラと星屑のように輝いています。 まだ胸の中で弾けるように奏でる音色の様に。 赤、ピンク、月の光でキラキラ輝く黄色、ふわりと輝く白。 いつか、見て欲しい。 私の視点から、貴方や――貴方が作った『TEIARA』がどんな風に私に映っているのか。 いつか、きちんと貴方に伝えたいと思う。 私を信用して打ち明けてくれたのならば、新さんの気持ちを軽くするために私は紡さんの偽の婚約者になる。 そう心に決めたんだ。