連絡をするとすぐに秋が出てくる。



「2人とも久しぶり~!!」



1か月近くハワイにいた秋は、真っ黒に日焼けしていた。



「わ!秋焼けたねぇ~!!」



「どこに目があるかわかんなかったぜ!」



そう言った啓太に秋は蹴りを食らわせた。



「ふん、啓太にはお土産あげないもん!」



秋がそう言うと啓太は、



「すみません、ごめんなさい、秋様仏様!!」



そう言って秋に土下座してた。

そんなにお土産が欲しかったのかな。



「はい!真子にはこれ!」



「ありがとう!!」



秋はあたしにお土産を渡してくれた。

開けてみると、そこには可愛いハイビスカスの花飾り。



「あ!秋と一緒の!?」



秋が今つけている黄色いハイビスカスの花飾りを指さす。



「そう、あたしとお揃い!真子にもつけてあげる」



そう言って秋はあたしに赤いハイビスカスの髪飾りをつけてくれた。



「ありがとう秋!うれしい!!」



そう言ってあたしは秋にギューッと抱き着いた。



「ちょ!俺様も混ぜろ!!」



啓太はそう言ってあたし達に飛びついてきた。

そしてギャンギャン騒ぎながらプールに到着した。