「お兄さんすごいねぇ~はい、どうぞ」
「へへっ、ありがと!」
俺は景品のピンクのうさぎと、白のうさぎをもらった。
「はい、真子先輩」
その2匹のうさぎを真子先輩に渡した。
「もらっていいの?」
先輩は嬉しそうにそう言う。
先輩が嬉しそうだと俺も嬉しい。
「うん!だって先輩の為に取ったんだもん」
俺がそう言うと、真子先輩は少し考えるそぶりを見せた。
そして、
「じゃあこっち、隼人くんに」
そう言って俺に白のうさぎを渡してきた。
俺は首を傾げる。
すると先輩はすこし照れながら、
「えっと、今日の記念に」
そう言って笑った。
俺、絶対このうさぎ大切にしよう。
机の上に飾っておこう。
コイツ見て毎日ニヤけそうだけど…。
「あ、ありがと」
そう言って俺はそのうさぎを受け取った。
そして真子先輩と目が合って、2人して笑った。
すっごい幸せな1日だった。

