かわいい後輩



「明日から夏休みだね!」



嬉しそうに隼人くんが言った。



「うん!嬉しい!」



そう言うと隼人くんは言った。



「でも…当分先輩と会えないの…やだなぁ」



しょんぼりしてあたしを見る。

その顔、可愛い!狙ってるのか?



「め、メールとかもあるしさ!」



あたしはすこし赤くなった顔を見られたくなくて、目線を横にずらしてそう言う。

その時、たまたま目に入った。



「…あ」



「ん?先輩どうしたの?」



あたしがいきなり立ち止まったのを不審に思ったのか、隼人くんも止まる。

あたしは目に入ったものを指さして言った。



「こ、これ行こうか」



初めて、啓太以外の男の子を誘った。

隼人くんの目線があたしの指さしている方へ向く。

そして、



「うん!行こう!」



とびっきりの笑顔で笑った。

本当に嬉しそう。

なんだかあたしも嬉しくなった。

その時、