かわいい後輩



「…俺、お前…いや、真子のことが好き」



啓太から2回目の告白。

前に告白されてから何度か考えた。

昔からずっと一緒に遊んでた。

バカなことをして怒られたりした。

あたしが迷子になったときは真っ先に見つけてくれた。

啓太はあたしの大事な人。

啓太のことが…好き。

でも…



「…でも真子は、松永のことが好きなんだろ?」



あたしの体をそっと離して啓太と目が合う。

啓太の目は…優しい。

あたしはゆっくりと頷いた。

最近ちょっと分かってきた。

隼人くんへの気持ち。



「…ごめんね、啓太。でも…」



あたしは啓太の手をギュッと握った。



「好きになってくれて、ありがとう」



そう言って笑った。

すると啓太も



「俺たちはいつまでも、幼馴染で親友だからな」



にっこり笑って言った。

いつまでも、親友。その言葉がすごくうれしかった。