「さぁ、ここなら誰も来ないな」
金髪の人が気持ち悪い笑みを浮かべてあたしを見る。
「カメラ回すぞ~」
そう言ってピアスの人はポケットからスマホを取り出し、ムービーを取り始めた。
「や、やめてよ!なんでこんなことするの!」
あたしはそう言いながらここからどうやって逃げようか考える。
でも腕を縛られて、男の人2人ではどうしても逃げ場がない。
すると金髪の人がニヤニヤ笑いながらあたしの制服のリボンに手をかける。
「頼まれたんだよ。お前を痛い目に合わせろって。まぁ、名前は言わねぇけどな」
そう言ったと思ったらシュルっとあたしのリボンを解いた。
「やっ!ヤダっ!やめて!!」
あたしがそう叫ぶとパシンという乾いた音とともに、頬がジンジンと痛くなった。
「うっせーなぁ!お前は黙って俺に抱かれてればいいんだよ!!!」

