「やった~!真子ちゃんありがと~!!」
そう言ってあたしに抱き着いた。
もう、ホント可愛い!本当の弟みたいだ。
「大樹はホントに真子ちゃんが好きだなぁ~」
啓太のお父さんがニコニコしながらあたしと大ちゃんを見て言った。
すると啓太のお母さんがケーキを切りながら口を開く。
「だって、大樹は将来真子ちゃんの旦那さんになるんだもんね」
そう言ったら今度は啓太が飲んでいたオレンジジュースを噴き出した。
「ゴホッゴホホッ!」
「ちょ、きたなーい!!」
あたしは急いで近くにあったティッシュで啓太の顔を拭く。
啓太のお父さんとお母さんはクスクス笑いながらあたし達を見る。
「だ、大樹。それはま、まだ早いんじゃないか?」
なぜか焦ったようにそう言った。
すると大ちゃんは顔を膨らました。
「そんなことないもん!真子ちゃんは僕とけっこんするんだもん!」
そう言う大ちゃんに啓太も言い返す。
「ダメだダメだダーメ!!」
また2人の兄弟喧嘩が始まる。
まぁ、いつものことだ。
「する!絶対する!!」
「ダメって言ってるだろ!?」
5歳児相手にムキになる啓太。
もう、冗談なんだからいいのに。
「なんでダメなんだよ!!」
大ちゃんがそう言った瞬間、
「俺が真子と結婚するからだ!!!」

