チュッ
あたしの額にそんな音と、柔らかい感触がした。
一瞬何が起こったかわからず、パチパチと瞬きをした。
そして隼人くんを見ると笑っていた。
「さっきのイタズラのお返しだからね!」
ニコッと笑ってあたしのおでこを今度は手でパチンと叩く。
え…?今…
「じゃあ今日はありがとね!また明日!」
そう言って走って帰る隼人くん。
その後ろ姿を見つめながら考えた。
考えて考えて考えて…
あたしの顔は一気に赤くなる。
だだだだだって!!!
「キ、キスされた…?」
パチンと叩かれたおでこは赤い。
そして顔も赤い。
あたしは急いで家の中に入るのだった。

