可愛い子だったなぁ・・・・・・あの子とクラス一緒になりたいなぁ・・・・・・と考えながら、私はクラス表を見た。
私は・・・・・・3組だっっ。
ダッシュで階段を駆け上り、3組のクラスに入った。その時、教室にいた人たちにチラチラと見られたがそんなの関係ない!
あの女の子を必死に探していたら、後から声をかけられた。
「もしかして、さっきの子?」
いたーーーっっ!!(喜)
「やったね♪一緒だよ~!」
「本当だね♪私は、内木心(ウチキココロ)です。これから一年間よろしくねっっ」
「私は、梅村苺です!こちらこそよろしく~!」
初日に友達できるって、凄く嬉しい!!
心とお喋りしていたら、担任の先生が入ってきて「席に着けー!」と言われたので、渋々指定された席に座った。
既に、登校する時間だったので来ている生徒は全員いたはずなのに、私の隣だけは誰もいなかった。
おかしいな・・・・・・隣は、いないのかなぁ・・・・・・と思って隣の机を見たらバッグは確かにあった。なんだ、いるんだ。

