「あの、矢島くん…」






「龍でいいよ?俺はなんて呼べば、」








「あ、なんでも大丈夫!」







正直男の人とそんなに話したことがないから、なんて呼ばれるかなんて分からない。







「じゃあ、俺はあーんな…」








「お前ダメ。杏菜でいいかな?」







「なんでだよ!」







「あ、うん。大丈夫だよ?」







そして、教室につくと、隣の席だということに気づいた。