「ママのことほんとに知ってるんですね。」






「当たり前だよ〜。公香さんに君のこと任されたんだもん。」







そう言っていると二人の男子が入ってきた。






「兄貴、これ…」






「おい、龍。」







「あ、ごめんなさい。」







「ごめんね。コイツは矢島龍。俺の弟なんだ。君と同い年だからね。あと、こっちは荒木紺。龍の友達だな。」






「初めまして…。平野杏菜です。」






「よろしく。」






そして、四人で教室に戻ることに。