大好きです。

「ここ、どこだろ?」






どうしよう。
迷っちゃったよ。







「…はぁ。」








あ、人いる!!
校舎裏のベンチに座っていた男の人を発見して、走った。








「あの!ここ、どこかわかりますか?」









「…アホか。学校だろ。」








「ち、違います!学校のどこかを聞いてるんです。」








「…南校舎裏だけど。」








その人は素っ気なくそう言って、横になってねてしまった。




南校舎って、私の教室の場所だ!
私はその人に目もくれず、教室に走った。