じっくりと観察した結果、予想は確信に変わった。先輩には僕の目には見えない、何かを見ているのだ。
確信に変わっても、やはり先輩に直接聞くことは気が引けた。敢えて言わない、と言うことは、知られたくない、ということだろう。と考えたからだ。先輩はいい人だ。いい人に嫌な事をして離れられることは辛い。僕は身をもって知っている。
まだ小学生のころ、クラスの女の子の事を好きになった。その子は明るい笑顔で、いつも人を引き寄せる、不思議な魅力をもっていた。
僕は彼女と話すことが楽しかったので、休み時間には、お互いの机の近くで話すようになっていた。しかし、クラスに一人はいる、お調子ものに、僕の気持ちを気付かれてしまった。小学生は無垢だ。しかし残酷でもある。彼はすぐさま僕をはやしたてた。
『ヘンタイ!!エロ社長!!』
彼はそういってクラスの男子を集めて言い放った。クラスに味方は一人もいなくなった。いじめに耐えかねた僕は、本心を隠すことにし、その子を嫌いだといった。
もちろん、小学生は言うだけで落ち着いてくれるような相手ではない。行動での証明が必要になった。
お昼休みに、僕は彼女の所へいき、午前の体育の時間に捕まえていたカエルを潰して、死体を彼女に投げつけた。『気持ち悪いんだよ!!カエル女!!』
そんなことを言いながら投げつけた。
周りの男子は腹を抱えて笑っていた。
その子は無言でカエルを拾い、ゴミ箱に捨てた。そして静かに泣き出した。僕は胸が裂かれるような、痛みに似た罪悪感を感じた。
それからはその子がカエル女としていじめられた。僕は何も出来なかった。ただ見ているだけだった。
中学校までにはいじめはなくなり、その子も明るさを取り戻したが、それ以来、僕に話しかけることはなかった。
余談だが、高校になり、あのお調子ものがその子に告白していた事を知った。その子は断っていた。彼は彼なりに自分をアピールしたかったのだろうか。もしそうなら、それは見事な失敗だった。
この一件から、僕は好きな人は男女問わず、少し距離をとるようになった。
確信に変わっても、やはり先輩に直接聞くことは気が引けた。敢えて言わない、と言うことは、知られたくない、ということだろう。と考えたからだ。先輩はいい人だ。いい人に嫌な事をして離れられることは辛い。僕は身をもって知っている。
まだ小学生のころ、クラスの女の子の事を好きになった。その子は明るい笑顔で、いつも人を引き寄せる、不思議な魅力をもっていた。
僕は彼女と話すことが楽しかったので、休み時間には、お互いの机の近くで話すようになっていた。しかし、クラスに一人はいる、お調子ものに、僕の気持ちを気付かれてしまった。小学生は無垢だ。しかし残酷でもある。彼はすぐさま僕をはやしたてた。
『ヘンタイ!!エロ社長!!』
彼はそういってクラスの男子を集めて言い放った。クラスに味方は一人もいなくなった。いじめに耐えかねた僕は、本心を隠すことにし、その子を嫌いだといった。
もちろん、小学生は言うだけで落ち着いてくれるような相手ではない。行動での証明が必要になった。
お昼休みに、僕は彼女の所へいき、午前の体育の時間に捕まえていたカエルを潰して、死体を彼女に投げつけた。『気持ち悪いんだよ!!カエル女!!』
そんなことを言いながら投げつけた。
周りの男子は腹を抱えて笑っていた。
その子は無言でカエルを拾い、ゴミ箱に捨てた。そして静かに泣き出した。僕は胸が裂かれるような、痛みに似た罪悪感を感じた。
それからはその子がカエル女としていじめられた。僕は何も出来なかった。ただ見ているだけだった。
中学校までにはいじめはなくなり、その子も明るさを取り戻したが、それ以来、僕に話しかけることはなかった。
余談だが、高校になり、あのお調子ものがその子に告白していた事を知った。その子は断っていた。彼は彼なりに自分をアピールしたかったのだろうか。もしそうなら、それは見事な失敗だった。
この一件から、僕は好きな人は男女問わず、少し距離をとるようになった。

