「………」
「おか…さん…」
「ねぇ…どこ…?」

「きみ迷子なの?」

「うん…」

「こっち来て!」

-そう言われるまま私は1人の少年に手を引っ張られた-

「大丈夫。きっと見つかるよ」

-力強く握った少年の手には、暖かなぬくもりを感じた-