大きな猫に拾われた私



「おはようございます。9時になりましたよ…?」




それだけ言うと、体をゆっくり起こして、少し眉間にしわを寄せた。




私は、目の前に濡れタオルと着替えのTシャツを置いた。




驚いた顔をしつつも嬉しそうに汗ばんでいた服を脱いでタオルで拭いて着替えた。




「…ありがとな。紫ノ空。」




それに対して、ニコっと笑った。




実樹さんの前に、コップを置いた。




コップの中は、実樹さんの好きなもの。