大きな猫に拾われた私



ハッと我に返りいつもの顔でこっちを見た。




[俺狭くて、暗いところが好きで、それを知ってた奴が、男心をくすぐるようなものを作ってくれたって話な]




さっきの顔とは一変楽しそうに話していた。少し気になったけど、深く聞くのはどうかと思い、その話題はそれで終わった。




ソファーの収納スペースを閉じて、いつもの形にして座ってから話した。




[もし、俺みたいに、隠れたくなったり、1人になりたくなったら、いつでも貸してやるからな…]




屈託のない少年ような笑みを浮かべて言ったことを思い出したのだ。