大きな猫に拾われた私



[ふっ…すげーいい反応。これな、ここを押さないと、どんな事があっても開かないようになってて…]




一旦閉めて、ほかの所を触ってもビクともしないのを教えてくれた。




[ここの裏にな?ここ。分かるか?]




ソファーの背もたれに回り、布と布の間に手を突っ込まれ、硬い何かに当たった。




[これが、ロック。しかも、これ中にも押す所があるんだよ…!]




自慢気に話す姿は、まるで、イタズラをする子供のようだった。そんな姿が可愛くて、笑みがこぼれた。