大きな猫に拾われた私


その話は、私がまだここに来て、1週間と経ってない時だった。




[紫ノ空ー、ちょっとこっち来てくれるか?]




私が、実樹さんの部屋を借りることになり、その部屋に、少しばかり持っていた荷物を置いていた時。実樹さんから声をかけられた。




[はーい!今行きます!]




リビングに繋がる通路を小走りで通り、ソファーの前にいた実樹さんの隣に立つ。




[どうかしましたか?]