それを聞いて、笑みがこぼれ、そのまま、掴んでいる手とは別にもう片方の手で、頭を撫でた。そして、思い出したように話し出した。 「そういえば、よく覚えてたな。俺が言ったこと!」 それは、きっと、私が隠れていた場所のことを言っているんだとすぐに分かった。 「覚えてますよ。初めて言われましたもん。」 私は、その時、言われたことを思い出した。