大きな猫に拾われた私



―フワッ




「…!?」




ゆっくりと立て膝をする感じで、下を向く目の前の小さくなった体を包み込んだ。そのまま、口を開いた。




「…私は大丈夫です。怪我もしてません。それに…」




その言葉を聞いて、上げた顔は驚いていて、その後、優しく微笑む表情になった。そのまま口を開いた。




「…俺は、紫ノ空に勝てねぇかもしれねーな。」




そう言いながら、彼女の髪をさわった。そのまま言葉は続いた。




「紫ノ空。話さなきゃいけないことがあるんだ。」