大きな猫に拾われた私



その言葉に張りつめていたものがプッツンと切れ、気持ちが込み上げてきた。




いつ見つかるか分からない恐怖でどうにかなりそうだった。でも今、実樹さんの腕の中に居て、気付いたら、涙が止まっていた。




そして今、自分の置かれている立場を認識した。




(…この体勢、ちょっと恥ずかしい…!)




実樹があぐらをかいた状態の上に、紫ノ空の腕が実樹の脇から背に服を掴み、横座りしている感じだ。