大きな猫に拾われた私



「…実は、そろそろだったので…」




と口篭る私。




言っている意味が分からないのか、私が持っていた袋を一瞬見て、眉間にしわを寄せたまま、口を開いた。




「…何を買ったんだ?」




自分の顔が赤くなってきたのが分かったので、黙って袋のものを渡した。




袋の中を見ると、眉間に寄っていたしわはなくなり、少し申し訳なさそうな顔をしてそのまま、袋を私に返した。