「ちなみに、麻里も知らねーから」 確かに、口パクパクさせて驚いてるしな。 「ていうか、翼今日誕生日なの!?」 いきなり麻里が声をあげた。 「そうだけど…知らなかったっけ?」 「知らないよっ! 言ってよー!」 「ははっ、なんでだよ」 あまりに必死な麻里がおもしろくて、つい笑ってしまった。 そして隼多は、俺たちの間を見つめる。 「ていうかお前ら、付き合ってんの?」 「は?」 隼多の問いかけに、顔を歪める。 いきなり何言ってんだよ、こいつは。