「やっと終わった…」

「翼ありがとっ!」


笑顔で嬉しそうな麻里。

俺もつられて笑顔になる。


「麻里、ご飯食べてけば?」

「いいの?」

「おう。父ちゃんと母ちゃんも見れるぜ?」

「え、見たい見たいっ!」


そんなに気になってたのか、一気に明るくなる麻里。

俺は麻里とリビングに向かう。


「なんか緊張するー…//」

「なんでだよ。ただの友達なんだから」

「そうだけどさぁー」


なぜか麻里は胸を押さえている。

そんな麻里を見て、俺はまた笑った。