自転車をついて校門に向かうと、まだいない麻里。 どんだけ時間かかってんの? その時、 走ってくる麻里が見えた。 「翼~…」 麻里はなぜか涙目。 「は? どうしたわけ? てか、何その大量のプリント」 小さな腕にかかえる、大量のプリント。 よく見ると、数学やら英語やら、たくさんの問題。 「さっき担任に会ってね、明日までにこれやってこいって」 「なんで」 「実はね…この前の中間、全教科名前書き忘れちゃってね」