その時。 『おぎゃーおぎゃー』 「う、産まれたぁ!」 「やったぁ!」 分娩室の中から、赤ちゃんの泣き声が聞こえた。 無事、産まれた。 俺と麻里の子供が。 瀬名と隼多は、抱き合って泣いていて。 碧依たちも喜んでくれてる。 俺はというと、もちろん嬉しいに決まってる。 早く会いてぇな… 子供にも、麻里にも。 麻里が病室に移った。 「麻里、お疲れ」 「翼」 病室の中に入ると、笑顔の麻里。