「なんか、同じ名字って照れくさいね」 顔をほんのりピンクに染めて、麻里は言った。 「そうだな。けど、やっぱ嬉しいよな」 「そうだねー」 俺と麻里は、どちらかともなく、手を繋いだ。 今まで、この小さな手で、 すべてを背負ってきた麻里。 これからは俺が一緒だからな? 麻里の背負ってる荷物、俺に半分分けてくれよ。 いや… 半分どころか、全部くれたってかまわない。 俺は麻里が好きだから。 麻里の荷物は、俺の荷物だろ?