「麻里、幸せになってね。翼は麻里を幸せにしてね」 瀬名の言葉。 「ああ」 「うん」 俺と麻里は素直に頷いた。 「翼先輩っ、麻里さんっ」 逆を向くと、三人がいた。 「一生守んなきゃだめだよ?」 「麻里さんも、支えてあげて下さいね?」 「離婚なんて、許しませんからね」 ちょっと厳しめな三人の言葉にも、俺たちは素直に頷いた。 そして、列の最後の方に、兄貴がいた。 「翼、麻里ちゃん。結婚おめでと。 翼、大切にしてなかったら、俺が奪うからな?」 「そんなこと、させねーし」