**宝石姫と狼王子**

律儀すぎる…。私はもう怒ってないんだけどな…。


彼方『いいよ、もう気にしてないから…。それに、やったのは桐生くんじゃないから』


柊「いや、総長だし。幹部の失態は…」


髪をくしゃくしゃと乱す。本人的に、相当悪く思ってるみたいだ。


こんなに重く思ってるなら、かえってお詫びしてもらった方が、彼の気が楽になるかな…。


彼方『わかった。明日って何か予定ある?』


柊「あっ、ない。全然。」


明日は土曜日だから買い物を手伝ってもらおうかな…。あ、でもテスト勉強とかしたいかな?


彼方『テスト勉強とか大丈夫?』


柊「あ、それは大丈夫」


結構あっさりだ。勉強、できるのかな…。


彼方『じゃあ…明日。買い物に付き合ってほしいな。たくさん買うから、手伝ってくれると助かるかも…』


柊「わかった。時間とか、は…」